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美学vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史について

美学vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史を読んだのでその感想でも。
美学vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史 (講談社BIZ)美学vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史 (講談社BIZ)
(2008/02/22)
西田 宗千佳

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読み物としては結構おもしろかったです。
特に序盤から中盤にかけては。
ただ後半はあまり盛り上がらなかったですね。

本の内容としては、プレイステーションの歴史をプレイステーションの生みの親といわれている久夛良木さんを中心として語るというものです。
本のタイトルに任天堂の総力戦とありますが、任天堂に関してはプレイステーションが生まれるきっかけとなったゴタゴタとファミコン、DS、Wiiなどについてちょっと触れてる程度でほとんど語られてません。
ほぼ完全にSCE視点の本だと思います。
しかし、開発時の意気込み(主に久夛良木さん)、当時の背景など今まで自分が知らなかった部分が描かれていて、結構あーそうだったんだと思う場面があっておもしろかったです。
特にPSXの話では、知らなかったPSXのコンセプトが書かれていて、それが結構素晴らしいコンセプトだったんだなぁと思ったりしました。
と、おもしろい本な訳ですが少し気になる点もありました。
それは著者が久夛良木さんびいきしてるよなぁと感じる部分です。
特にPSPの□ボタン仕様発言では著者の弁明(?)は無理があるんじゃないかと思いましたし、液晶のドット欠けは単なる噂と片付けている部分は納得できないとも思いました(PSPは今まで2台見た事がありますが、1台はドット3点欠け、もう1台はドット2点欠けでした。もしかすると2点、3点は仕様としてるのかもしれませんが、自分としてはちょっと納得できないと思いました)。

とまぁ本の内容が主観的すぎる部分は気になりますが、プレイステーションの誕生から現在に至る背景などを知るにはいい本だと思います(結構楽しみながら読めますので)。
プレイステーションの開発背景などに興味のある方は読んでみるといいかもしれません。

最後に、この本を読んで一番気になったのはプレイステーション3の今後です。
久夛良木さんの方向性(コンセプト)で開発されたプレイステーション3ですが、今SCEに久夛良木さんはいません。
そしてプレイステーション3を開発するにあたって久夛良木さんが出した方向性と今のSCEが打ち出しているプレイステーション3の方向性は違います。
このズレが今後どのような影響を及ぼすのかはわかりません。
しかし個人的には内容の是非はともかく、プレイステーション3には開発時の方向性を目指してもらいたいと思います。
何故ならプレイステーション3はそこを目指して作られたからです。
もしそこから目を逸らしてしまったら、プレイステーション3という存在は空っぽのものに変わってしまうような気がするからです。

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